イタリア展示会、『 Vicenza Oro 』に行ってきました。
今年もイタリア展示会視察に行ってきました。
イタリアといえば、ジュエリー発祥の地、ファショントレンドの最先端でもあります。
デザイン最先端はもちろんですが、優秀な職人さんが多く造りの面でも最先端です。
正面だけではなく、側面・裏側へのこだわり、新鮮に感じるモノ造りとは・・・商品開発は様々な面から情報を吸収し、
分析することが必要不可欠です。
ジュエリーが持つオーラは、デザインの良さだけでは表現しきれない部分があります。
造りへのこだわりだったり、経験だったり・・・たくさんのモノ造りをしないと伝わらない事も多々ありますので、
グローバルはジュエリーメーカーとして造り続けることにこだわりを持っています。
造り続けるためには、いろいろなものを見て新しいものを常に取り込んでいくこと・・・それが海外視察の目的にもつながります。
成田空港からドイツ・フランクフルト空港経由で、イタリアへ旅立ち。
我々、グローバル一行はイタリアの歴史ある街並みに迎えられ感動の内に入国しました。
美しい風景、空気観・・・このような恵まれた環境の中で、自然と美しいものが出来上がるんですね!
会場風景。世界中のバイヤーさんが集まる世界的な展示会のオーラが漂います。
以外とシンプルに出迎えてくれる会場入り口。外から見た景観と違い、会場内の広さに圧倒されます。
商品全体の流れは、場面の大きな繊細なラインの商品が中心でした。
中価格帯商品は高級品との商品の雰囲気は全く違っていましたが、繊細で洗練されたデザインは共通して言えることでした。
地金高騰の影響もあり、薄く大きく見せる流れは変わりません。
しかし、デザインは美しくても、実際に使うことを考えた場合、量産品として考えた場合
・・・様々なシチュエーションを考えると、形に出来るのか?
商品化した場合の問題点も予想しながら、新技術を吸収していきます。
広い会場内を一日中歩き続け、回り続けます。。。
広々とした会場も、世界中のバイヤーさんで大盛況でした。
会場内では、ジュエリーの歴史が展示されています。これがあるから今がある。現在も最先端の技術。
最先端の造形装置!樹脂でなく・・・ナント!18金で造形されています。
レーザー造形装置も時代と共に、必要なニーズに対応して10年前では考えられないような発展が進んでいます。
樹脂造形の進化も目覚ましいものがありますが、それを超えた金属造形装置。
あと数年経つと、鋳造・プレス商品が造形装置に代わっているかも知れません。
現実的には、5年後~金属造形は主流となる可能性が大きいと感じました。
様々な商品を見ていくだけで、心が豊かに思える自分に気付きます。
ジュエリーって、全ての人を幸せにしてくれる不思議な力があるんですね♪
『ダイヤモンドの輝きを持つ喜びを、全ての女性に享受して頂きたい。』
創業者の想いは、このような部分からも感じ取られ受け継がれていきます。
夕食後は、ホテル近くの町並みを散策。
この街並みで生まれ育ったイタリア人は美しいデザインを産み出してきました。
何処へ行っても芸術に囲まれて育っているので、感性が違うということ。
それを理解するためには、実際に行って感じること。それがイタリア視察をして、毎回感じることです。
誰もが憧れるジュエリーを造り続けるために、グローバルコーポレーションはこれからも感性を磨く旅を続けていきます。